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リスクマネジメントでは、感情に配慮しながら真実を伝えること、真摯に謝罪すること、
目線を同じ位置に保つこと、誠意が表れる表情を保つことが大事です。
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対応をマニュアル化しておくだけではなく、具体的にトレーニングしておくことが必要です。
とっさのときに身体がどう動き、どのような言葉が飛び出すか、医療ミスを患者さんに伝えたときに自分がどう感じ、目の前の患者さんやご家族はどう感じるかを、実際に体験しておくことが役に立ちます。
このような場面では、ピンチですが、チャンス!でもあります。適切に対応することで、患者さんやご家族からより大きな信頼を獲得することができます。
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医療コミュニケーションは、「リスクコミュニケーション」という視点を持つことが大切です。「ベネフィットとリスク」それに伴う「気持ちや意思」を「等身大で伝え合う」ことが大きな信頼を生みます。 |
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患者さんやご家族からより大きな信頼を獲得するために
【リスクマネジメント・コミュニケーショントレーニングの学習・行動目標】 |
●苦情・事故の発生前
1)常日頃から患者・家族との関係を良好に保ちましょう。
2)医師・患者間の「会話の半分以上は伝わっていない、もしくは誤解を生んでいる」ことを
日頃から確認しましょう。
3)医療者間のコミュニケーションが円滑に行える職場環境を整えましょう。 |
●苦情・事故の発生中
4)解決策を探る前に患者・家族の感情を受け止めましょう。
5)医療者の言葉が患者に届くためには「ラポール(共感的感情の共有)の確立」が必要です。
そのためにはまずは相手の感情を受け止め、その感情が沸き起こってくる状況を「想像」し、
「想像」したことで自分の中に起こってきた感情を「相手に伝え」、「伝わったことを確認」し、
共有関係ができあがったことを「確認」した後に、SDM(Shared Decision Making)の考えに
のっとって共に解決策を探り意思決定していく姿勢が大切です。
6)このような場面は、ピンチですが、チャンス!でもあります。適切に対応することで、
患者さんやご家族からのより大きな信頼を獲得することが可能です。 |
◆とっさの対応の難しさを実感しました。医療側の考えのギャップも大きいことが実感できました。疑似体験できるというのがすばらしかった。
◆患者や家族の気持ちを知るいい機会であった。
◆きびしい現場に最初から対応するのは難しい。イメージトレーニングとしても必要か。
◆リスクマネジメントは事故防止と思っていたが、発生後まで考えてマニュアルを作っていかなければならないと思った。私の場合は薬剤師なので薬局だけで良いかと思っていたが、組織全体で取り組むべきだと思った。
◆医療の質の確保を通して組織を損失から守ることを目的とする取り組みであるということを再認識させていただきました。
◆今回の実践で、模擬患者の真に迫った演技で対応にはタジタジだった医療者側を見ると、難しさを改めて感じた。医療者の態度、言葉一つでも患者への影響の強さを感じた。
◆事故が起こった状況を常に考えて、その状況でどのような対応を取れば患者にとっても良いのかを考えていかなければいけないと改めて考える良い機会となった。
◆医療事故の発生前、中、後の対応策をとることができる「リスクマネジメント」を学んだ臨場感あふれる研修を体験させていただき、心のあるコミュニケーションの必要性を学んだ。
◆今回は危機感、臨場感が強く伝わってきて、本当に自分が遭遇したときどうするか、を強く考えさせられました。
◆実際の場面は突然で、取り返しのつかない対応をした後では遅いので、このような練習を繰り返すことは必要と思います。
◆事故発生時の対応をトレーニングすることで、当事者になったときにどのようにしたらいいのかを学ぶためにも、SP(薫陶塾MITP®)参加型のデモンストレーションを行うことが必要だと思った。書面で学ぶより、気付くことが多いと思った。
◆現場では許されない事故でもSP(薫陶塾MITP®)では繰り返しシミュレーションを行うことができ、今までのマニュアル通りに学ぶというのとはまた違い、とても興味深く学ぶことができました。 |
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